SEHS研究開発チームのメンバー(目白大学心理学部杉本希映(代表),都留文科大学青山郁子,埼玉学園大学遠藤寛子,筑波大学飯田順子)が文部科学省の科学研究費のプロジェクトで開発した『親子で取り組むいじめ予防』の動画が公開されました。
海外のいじめ予防プログラムの効果検証からは,学校で行ういじめ予防プログラムは,保護者の参加の要素があるプログラムの方が効果が高いことが一貫して示されています。また,2013年度に施行された「いじめ防止対策推進法」にも,いじめ防止における保護者の責務が明記されています。いじめ予防において,保護者に知っておいてほしいことを基に,動画を作成しました。多くの教育関係者にぜひご視聴いただきたいと思っています。また,このエッセンスをぜひ保護者にお伝えいただきたいと思っております。
なおこのプログラムは、2021年12月よりリーフレット無償提供も行っており、教育現場やPTAをはじめ「いじめ問題」に取り組む関係機関などにご活用いただいています。また,このプログラムの内容や実施方法は,「いじめ予防スキルアップガイドーエビデンスに基づく安心・安全な学校づくりの実践(金子書房)」第8章「保護者へのアプローチー信頼・協力関係を築く」にも紹介されています。
サンプル動画
- 動画販売: https://mamoru.teachable.com/p/oyako
- 親子で取り組むいじめ予防プログラム: https://mamor.jp/parents/
このコンテンツの内容を日本心理学会第86回大会で発表し,優秀発表賞を授賞しました。https://psych.or.jp/prize/conf/