学校での実践例
関東圏の小学校1校・中学校2校でSEHSを用いた気になる子どものスクリーニング調査の実践を行いました。
アンケートをとり、メンタルヘルスの二次元モデルの観点から気になる子どもについて、コンサルテーションを行いました。予備的な実践として、強みの4領域(自己信頼・他者信頼・感情コンピテンス・生活の充実)とストレスの高さ・心身の不調の得点を中心にフィードバックしました。
ストレスの高さ・心身の不調の得点が高い生徒は現時点でストレスが高く気になる生徒であること、それらの生徒の中で自己信頼や生活の充実度が低い生徒は、自己評価が低いことや意欲の低下が心配されること、また他者信頼の得点が低い生徒は周囲からのサポートを受けられていない、あるいは生徒が人間関係がうまくいっていないと感じている可能性があることから注意が必要であるという、メンタルヘルスの二次元モデルの視点でコンサルテーションを行いました。
先生方のコメント
ソーシャルスキルトレーニング・ヨガの
効果指標としての活用
大学付属施設の相談室で行っているソーシャルスキルトレーニング・ヨガの効果指標として、SEHS-Pを活用しています。事前アセスメントで、SEHS-Pとストレスレベル、ソーシャルスキルトレーニングのチェックリストを実施し、ソーシャルスキルや強みに働きかけるプログラムを行っています。